内面の断捨離のため
仏教関連の書籍を探していたら
見つけました

 

恐山か
シャーマンキングで聞いたことある 
Screenshot_2016-06-30-11-35-03


正直タイトルもシンプルだし
そこまで期待してなかった(失礼)がかなり良かった 
 
っていうか
作者の南直哉さんの考え方・思考法が
僕の求めていたものだった
パワーレス・スポット

 そのような場所がパワースポットだというのならば、恐山は真逆でございます。恐山が霊場であるのは、パワーがあるからではないんです。力も意味も『ない』から霊場なんです。つまり恐山は、『パワーレス・スポット』なのです。
そこには何もない方がいい。意味も価値も秩序も何もない方がいい。だからこそ、そこに向かって死を放出できる。何もないから、人は思いのままのものを自由に入れられるのです。そして、それによって立ち現れるのが、霊場という場所なのです 

神秘的な場所はパワースポットと呼ばれる
恐山もそうだと思っていた

日本三大霊場の一つだし

でも著者によると恐山はパワーレス・スポットとの事
パワーをもらうのではなく
自分の思いを捨てるスポット

恐山と聞くとまず思い浮かべるのがイタコだと思う
イタコ目当てで恐山に行く人も多いだろう

イタコに会いに行く人は
イタコに大切な人の霊を降ろしてもらい
その人から自分に欠けているモノをもらう
と思っていた

でも逆だったんだね

霊と話すことにより
自分の気持ちに整理をつける
重荷を降ろすことが目的だったんだ

本当霊を降ろせるか?とかはどうでもいい
自分に一区切りつけるそんな場所が恐山

 しかし、彼はここ恐山で何かをおろしていったに違いないんです。死んだ自分の息子の幾分でも、何かをおろしたに違いない。それができる場所は、霊場恐山をおいて他にはありません。

死と向き合う場所

死者から生者に与えられるもの、それは生者にとって決定的に欠けているものです。生きている限りは手に入れることができないものです。つまり、死です。
死は実は死者の側にあるのではありません。むしろそれは死者を想う生者の側に張り付いているのです。 

生者にとって欠けているモノ
それが死 

死の事なんて考えたくもない
という人もいるだろうが

僕は死と向き合って生きたい
なぜ死ぬのか?とかそういうことでなく

僕はいずれ絶対に死ぬ
今日死ぬかもしれない
当たり前だが忘れがちな事


これを常に意識していく



著者の考え方

人の思想というのは、生活つまり生き方のスタンスを変えない限り変わりません。そのためには私も、思い切ってこの居心地の良い環境から飛び出さなければいけない、そうでもしなければ、新たな言葉や強度のある思想が湧いてこない。そのように考えるようになったのです

私が仏教というものをテクニックとして考えていることに起因するのかもしれません。 

私が知りたいことは、そういうことではなく、なぜ人は、死者の供養なんてことを考えるのか、という根底のところを知りたいのです 


本書を読んでいた思ったのは
この方は普通のお坊さん
とは何か違うなと


仏教には~という言葉があります
それはこういうことです

って感じの話し方ではない

仏陀の教えを伝えているという感じではなく
仏教をもとに自分で体験し考えたことを教えてくれる


「葬式仏教」に未来はない
それ言っていいの!?
 
しかしこれは
仏教と現代の関係性を深く考察している
から出てくる言葉

いうなれば現代版への仏教のアップデートを
常に考えている

古き良きものを大切にしながら
新しい時代にも目を向けている


まとめ

いつもとは違う角度からの仏教
買ってよかった

著者の他の本も読もうと思います
あとシャーマンキング見直そう
 
恐山いつか行ってみたい

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