久々にシンプルライフ系の本を読みました



どうもyonnです

今回は
『幸せな人だけが知っている、シンプルな生き方 幸運は、余白に訪れる』 

こちらのレビューです

断捨離本のような
モノを捨てる系の本ではないです

本書は
「考え方」シンプルにしよう！
をテーマにしている本です

タイトルの
「幸運は、余白に訪れに」
につい反応してしまいました


まあ、
以前にも書きましたが
僕は「運」とかは特に気にしてませんが

人生、生活に余白がある

というのは
いい人生を送ることができる
ひとつの条件だと思ってます

余白＝余裕

と読み替えてもいいですね

いい人生だから余裕があるのではなく
余裕があるからいい人生なのです

では
その余裕＝余白を作るには
どのような考えを持てばいいのか？

本書はそのヒントを教えてくれます

一番大切なことは、がんばって、より多くのものを獲得するのではなく、必要なものを見極め、心地よいものだけを残す「手放す生き方」です。

「獲得」ではなく「見極め」

そうなんですよね
実は僕らは
もう必要なモノはすでに持っている
んですよね

でもそうでないモノが多すぎて
それがどれだかわからない
本当に持っているのかどうか自体もわからない

だからそれを知るためにも
これ以上「獲得」するのを止めて
「見極め」て「手放し」ましょう
そしたら気づけます

「もう全部そろってたんだ」

ってね

限りなく余分なモノを減らし、本質的な美しさを引き出していく。そこに生まれるのは、これ以上そぎ落とすことができない、完成された美しさとバランス。

減らしていくと本質がわかります
何の本質か？
それは自分の本質です

減らすことによって
自分とは何だったのか？
がわかります

限られた時間、エネルギー、お金、気持ちを、何に費やすか。

人生をシンプルに考えると
結局こういうことなんですよね

限られた自分のリソース（資源）を
何に費やすか

自分に与えられた貴重なリソースを
本当に大切なこと、好きなことに使っているのか？

仕事をしないで遊べばいい
とかそういうことではないです

そんなことしたら
結果的に見て全く遊べなります

自分のもっている
時間やお金をどう使えば
自分の最大限の理想に近づけるのか？

減らしたことによって
自分の本質に気づいた後は
ここを考えましょう

「他人にどう思われるか」「どういう目で見られるか」というのは、物理的に起こった問題ではなく、あなたの心の中だけで起きていることです。

減らして自分の本質に気付き
自分の限りあるリソースを
どう使うかを決めた

しかし
その方向に進んでいても
必ず自分のチカラではどうにもならないことが
やってきます

その問題の多く、
僕らがもっともため込んでしまうのが
人間関係の問題

でもよく考えてみれば気づきます
その問題の多くは
「自分」で作り出していたのだと

結局
自分は自分
他人は他人
なのです

自分がどう思おうが自由なのと一緒で
他人がどう思うのも自由なのです

だから他人に
「どう思われてるんだろう」
なんて悩むのは意味がないです

また
「こう思われたい」
と思うのも疲れます
他人がどう思うのかはコントロールできません

だから
コントロールできないことは放っておきましょう

自分にできることはやる
できないことはやらない

これがシンプルな思考です

仏教系でも
よくこの思想が使われますよね



シンプルな生き方をするのに
必要なモノはありません

だれにでもすぐに実行できます

ただ「気付ける」かどうかです
この気づきを教えてくれるのが
本書の魅力でしょう

早く気づいて
自分の中を一杯にしていたモノを取り除き
自分の中に余白を作りましょう

また
書式的な話でも
本書は改行が多く、
文体もやわらかいので読みやすいです
普段本を読まない人でも
サクサク読めると思います